社会人1年目なのに野心がないので「野心のすすめ」読んでみた
読んだ本
野心のすすめ/林真理子
Amazon.co.jp: 野心のすすめ (講談社現代新書) eBook : 林真理子: 本
概要
身の程を知ることも大切ではあるが、意識的に高みを目指さないと成長も成功もない。つまり野心を持て。
野心の入り口は屈辱感である。つまり、若い頃に惨めな思いを買ってでもしよう。
最近の若者は野心が不足している。仕事も恋愛も、何事においても。
原因の一つは、よほど飢え死にすることなく生きていける世の中になったこと。
もう一つは、自分が本当に求めているものは何か自覚できていないこと。
(当たり前だが) 作者が女性エッセイストとして有名になるまでの平坦ではない道のりも綴られている。
感想
軽快な文体で読みやすい。
まず、人生は短いということを自覚しよう。
余程餓死することのない安定した生活に馴染んでしまっているため、今の自分には活力がない。
さらに、自分が何をしたいのかよくわかっていないということも追い打ちをかけているようだ。
AIとベーシックインカムによって働かなくていい時代が来るだろうとのんびり構えていたが、本当はもっと稼ぎたいしモテたい。
現代の若者は全体的に野心が欠如しているようだ。結婚などにおいても。
ミニマリストとかが流行ったのも、そのような背景があるからだろうか。
自分も、人相応にモテたいとか思っているだけで、野心というほどのものはないのかもしれない。
恥をかくことで野心を醸成することができるのであれば、色々なチャレンジにも前向きになれそうだ。
せっかくなので若いうちに貪欲に生きてみるのもいいかもしれない。
野心を肥大化させる上で、背伸びは必要だ。
自分は服とかはちょっと背伸びしているけど。
高級レストランとかバーとかホテルとかブランド品とか、一度は経験してみる価値がありそうだ。
一度経験すると戻れなくなりそうだが、だからこそたくさん稼ごうという気力に満ちるのかもしれない。
野心の本質はこういうところにあるのかも。一歩間違えればただの浪費家だが。
とはいえ、様々な経験が人としての魅力や話の面白さを高めてくれる。
まあ一歩間違えればただの自慢話にしかならないので、お金を使えばいいという話でもない気がする。
自分も最近貯金しすぎかな。まあこんなご時世だし仕方ない。
自分の根本的な欲求...
- 異性にモテたい、認められたい
- 充実した休暇を送りたい
- 物よりは快適で安全な環境を求める
- 男としての自信が欲しい