書評: 20歳のときに知っておきたかったこと
読んだ本
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
What I wish I knew when I was 20
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何を知っておきたかったのか?
挑戦し、失敗し、そこから学ぶ
失敗するからこそ学習することができ、人生に活かすことができる。
失敗していないということは、十分なリスクをとっていない。
常識・ルールを疑うことの重要性
人生がうまくいっていないと感じる時は、自分の思う常識を洗い出す。
決まりきったステップとは違う一歩を踏み出す。
自分からチャンスを得るため動く
与えられた仕事しかやらない人は、自分のやる気や能力に蓋をしてしまう。
やめる時はきちんとやめる
「自分にはこれしかない」と早々に決めつけてしまうと視野が狭まる。
自分にとって将来性のあるもの、生産性の高いものを見極める必要がある。
多くの時間をやりたくないことに費やしているのであれば、自分の役割を見直すべき。
毎日の1%の積み重ねが人生を大きく変える
相手の期待以上の成果を出し続ける。
感想
The 自己啓発本という感じの内容でした。
起業家が書いている本ということもあってか、ちょっと経済的な成功を重要視しすぎているのではないかと思います。
若く野心溢れる (イメージ) スタンフォードの学生に人気であるというのはなんとなく理解できるかもしれません。
もちろん、本で読むのと実際に大学の講義として受講するのとでは色々と異なる部分もあるかと思います。
良く言うと納得のいく内容が多いですが、悪くいうと全体的に「まあそうだろうな」という感じで、人に深い印象を与えることはあまりないのではないかとも思いました。
筆者の経験談自体はユニークな話が多いですが、そこから導き出されている教訓は、数多くの自己啓発本において言及されているようなものであることが多いです。
また、海外の自己啓発本によくあることですが、目次だけ見ても内容が全く理解できないですね。それは筆者のセンスというか、好みの問題ですけど。