後で考える

本、旅行、資格、お酒について書くと思います

まだ新卒入社2ヶ月だがプロマネの視点を獲得したい

今日の研修でもやもやしていることがあるので頭を整理するために執筆します。

3人グループ (僕と同僚A, 同僚Bとします) でシステム開発を行なっています。

今日、クライアント役の上司との会議 (報告会) がありました。

自分は議事録担当で、プレゼン役は同僚Aです。

発表資料もその同僚Aが作ることになりました。

今回は20分程度のちょっとした打ち合わせということもあり、必要な資料の量も少なめだったので、彼一人が一通り作ることになりました。

そして、作成した資料への添削の依頼が自分と同僚Bにチャットでありました (全員在宅勤務)。

僕は割と細かいので、日本語の言い回しやレイアウトなど気になったところはどんどん編集していきます。

流石にちょっとした修正でわざわざ許可は取りませんし、お互いにそういう了解のもと今までもやってきました。

ただ、ちょっと今日は僕が結構大きな変更を無許可で実施してしまいました。

そうしたら、同僚Aから「大幅に変更するなら一言言ってほしかった」とチャットがありました。

確かに、おっしゃる通り。これは自分の失態です。


このことがずっと引っかかっているので、問題の原因が何か考えてみました。

オンラインということもあり、細かい報連相が多少煩雑ではありましたが、今回の件に関してはそのレベルにまで達していませんでした。

「許可を得るべきかどうか」という発想に至る前に修正していたのです。

そうなると、考えられる原因は以下の通りです。

  • 同僚Aの作成した資料は質が低い (自分で作った方が質が高い) という先入観があった
  • 単にぼーっとしていた

僕の性格上、後者の可能性も多分にあるのですが、少なからず前者もあったのだろうと思います。

この半月一緒に仕事をしてきて、同僚Aはあまり仕事ができないということがなんとなくわかってきていました。

その意識が根底にあったためか、当然のように大きな修正を施してしまったんですね。

少なくとも、自分が修正したものの方がいいと信じていました (ただし、そう信じていることは今も変わらないことを申し添えておきます)。

僕がリーダー役みたいな立場にあったので、なるべくタスクは意識的に同僚2人に任せるようにしていましたが、つい手を出してしまいました。

今後は修正提案のコメントをするようにします (本当は今までも大きな修正ではそうやってきていたのですが、今回はうっかり)。

ちなみに、同僚Aは人柄はいいので、別にギクシャクしたりはしていません。少なくとも表面上は。


今後、実際の業務でPMの立場になったらこのような事態は多く発生するのかもしれません。

自分の求めているクオリティに達していないと、つい手を出してしまいそうですね。

(「自分でやった方が早い病」という本がありますよね。読んでみようかしら。)

若手のうちからPMや経営者の視座を手に入れるよう意識していた部分はあるので、そういう意味では大きな学びとなりました。

きちんと指摘してくれた同僚Aにも感謝しています。

部下があまりに優秀だとそれはそれで自分の立場が脅かされるという恐怖感があるかもしれませんので、基本的に管理職のストレスは多大なんだろうと想像します。

子供の頃、職場の人間関係の愚痴ばかり言っている母親 (パート社員だけど) を見て、そんな奴ら気にしなければいいのにと思っていましたが、現実は難しいですな。