後で考える

本、旅行、資格、お酒について書くと思います

初めてのAmazon QuickSight ダッシュボード開発

研修で Amazon QuickSight を用いたダッシュボード開発を行なっています。

今日、クライアント役の上司に完成品を見せたのですが、かなりボロカス言われてしまいました。

確かに、ダッシュボードというよりはグラフを並べているだけだったので、納得いく話なのですが。

どのようなダッシュボードがいいのか、そもそも作り方すらよくわかっていなかったので、ちょっと調べて見ました。 


ダッシュボードには大きく3種類あります。

  • 運営: 現状把握が目的
  • 分析: 過去に着目し、将来予測や課題把握が目的
  • 経営: KPI/KGI の達成状況確認や意思決定を助けることが目的

自分が作成するダッシュボードは分析用に分類されると思います。

他の種類のダッシュボードと比べると、関連するデータを多く表示することとなるようです。まあ今も結構たくさん並べているのですが。


ではまず、ダッシュボードの目的から考えます。「誰に」「何を」伝えたいのか?ということですね。

自分の場合は人事に対して、とある福利厚生制度の現状・課題を伝える必要があります。


次に、そのために必要な指標は何か?を考えます。

その制度がどれだけ利用されているか、どのような人たちに利用されているかなどの情報ですね。

ダッシュボードに表示する指標に関しては既に上司と合意を得ているので、実質決まっています。


そうなると、最終的にそれら指標をどのように見せるか、という問題に突き当たります。

上司に指摘された点もほとんどここに行き着きます。

利用するグラフの選択もそうですし、フィルタ処理などを直感的にできるか、一目でダッシュボードの言いたいことがわかるかと言ったところですね。

ユーザーのことをもっと考えるべきだと。

「君たちはこのダッシュボードを見て使いたくなるか?」と言われて、ぎくりとしました。

まあ正直言ってあまり見たいとは思わない設計ですね。

エンジニアの自分達ですら見たくならないので、人事の方々はもっと見たくないでしょうね。

明日はユーザー目線をきちんと考慮して作成したいと思います。

根本的に Amazon QuickSight の可視化のバリエーションがそこまで多くないので、初心者にしては大きなハンデ背負ってる感じはしますが、仕方ないですね。