後で考える

本、旅行、資格、お酒について書くと思います

休学して世界一周する前にもっとやっておきたかったこと

渡航先の歴史・地理の勉強

どこの国にも歴史的な遺産や地理的に珍しいものはあります。そのような中で、前提となる歴史的な知識や背景などをどれだけ前もって把握しているかで、現地での吸収力や関心の強さが大きく異なります。

僕はもともと歴史には疎かった上に、行き先の歴史の予習などもしていなかったので、歴史的遺産の良さがあまり分からなかったり、あまり関心が湧かないということが少なからずありました。

その国の歴史を知っているかどうかで実際に行った時の目の付け所が変わってくるはずです。

観光地や絶景スポットを抑えておくことも大事ですが、実際に足を踏み入れる前に是非そのことについて学んでおくことをお勧めします。

政治の勉強

相手の年齢層などにもよりますが社会人だと日本の政治のことや住んでいる街のことなどをいろいろ聞かれます。自分の出身地のことはある程度把握できている人が多いかと思いますが(僕は人口を聞かれて答えられませんでしたが…)、政治についてはニュースや本で勉強した上で、自分の意見を持っておくことが大切です。

しかし、そのような慣れないテーマでしかも英語で会話するというのは、一般的には難しい事柄に分類されることなので、最初からできなくても落ち込む必要は全くないと思います。(と、自分に言い聞かせています。)むしろ、その失敗をどれだけ次に活かせるかが勝負です。

英会話

英語なんて海外にいるうちに話せるようになってくるだろう、というのが僕の認識でした。完全な間違いでもありませんでしたが、当然すぐにペラペラになるわけもないので、うまくコミュニケーションが取れないことでかなりもどかしさを感じました。

ただ、以前も書きましたが、英語でのコミュニケーションに必要なのは言語能力というよりはむしろコミュニケーション能力であると思います。この点、僕は日本でもコミュニケーション能力が低い部類だったので、英語もなかなか上達せず苦労しました。

コミュニケーション能力に自身のない人は出国前に英会話の練習をして、言語・コミュニケーション共に能力の向上を図っておくといいと思います。

英会話の場ですが、英会話スクールは休学前の学生には出費が過ぎるので、大学の留学生のコミュニティやSNSをうまく活用するといいでしょう。日本語を勉強したい海外の大学生も世の中にはたくさんいるので。

一応言うと、英会話の能力と受験英語TOEICの点数なんかはほとんど関係なさそうです。

観光地などの予習

旅行の計画は綿密に立てる人、立てない人といますが、どのような観光スポットや名産品があるか事前にある程度把握しておくといいです。

下調べせずにいきなり飛び込むことを楽しむ人もいると思います。僕もそう言うタイプだったので。

しかし、このやり方だと帰国した後に「こんな場所もあったのか!」と気づくと結構後悔します。「もう一回行けばいいんだ!」と前向きになれるなら問題ないのですが、僕のように「何度も出入国するの面倒だからまとめて行ってしまおう」という考えで世界一周に出た人にとっては、取りこぼしに気付いた時はショックだったりします。

ただ、あまり調べ過ぎると現地にってからガッカリ、と言うことも、特に絶景スポットでは起こり得ます。