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シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

読んだ本

シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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副題通りですが、今後データ分析やAIを使いこなせる人材が日本において不足するために、そういった人材をうまく育成していくことが日本の活性化の肝となるといった内容です。

育成のために必要な方法も解かれています。

自分が後世にどのような世の中を残したいかを考え、そのために今できることをやっていくことが重要である、といったあたりの主張がポイントです。

今の自分の若さほど貴重な資源はないなと感じました。

もちろん、何歳になっても今が一番若いわけですが。

今の日本は問題だらけで、不満はたっぷりとあります。

自分に都合の良い国に移住すれば良いという程度に考えていましたが、自分が将来の日本を背負っていくことの自覚が少しはできました。

自分の友達や家族はこの国にいるわけだし、日本に恩がないわけでもないので。


まず、本書でいうところのデータxAI人材を目指す必要があると感じました。

幸い、大学院での研究はほとんどデータ分析でしたし、今もそういった領域に強みを持つ会社でエンジニアとして働いています。

短期〜中長期的に高い費用対効果が見込めるので、データサイエンス技術はひたすらに身につけたいと思います。

また、明確なビジョンを形成する能力も必要となると思いました。

企業理念のように自分としての理想の未来を描く必要があるのかと思います。


他人の判断に流されるのを避け、自分の目で見て肌で感じた判断を信じ、逆を張るべきだ。

  • コモディティ化した人材に価値はない。*

  • 何かひとつでも変態的にこだわる領域を作る。*

  • ゲームが好きだからやるのはただの中毒に過ぎない。*

この辺りは結構耳が痛いですね。最近はゲームはほとんど人付き合いでしかやっていませんが。

今まで進学のためとか就職のためにコツコツと勉強を進めてきたような自分にとって、変態的にこだわれる領域を見つけるのは難しいですね。

なかなか何に対しても情熱を持てないなと感じている今日この頃です。

それは、仕事に関しても、趣味に関しても同様で、子供の頃にやりたくないことを頑張ってやってきた結果、自分が何を好きなのかもよくわからなくなってしまいました。

結局、世の中や会社にとって都合のいい人材になっていくのかなと思います。

それはそれで、待遇はいいのかもしれませんけどね。