旅から得られるものは結果論

自分探しの旅ではなく、自分を探した結果ここにたどり着きました。もちろん、まだ探し続けます。

僕なんか、普通の大学生だなって思いました。自分にはとても真似できないような旅のスタイルの方もいました。けど、自分を偽ってまで個性的な旅を目指すよりは、自分らしく自分の好きなようにやる方があるべき姿だと思いました。それが一番の個性ですよね。

海外旅は計画通りにいかないということはわかると思います。
ただ、それが外的要因でなく内的要因からもなされることを気をつけなくてはなりません。むしろ、内的要因の方が侵食がゆっくりで自覚しにくいという点で、より厄介です。

鉄は熱いうちに打たなければなりません。
行きたい、やりたいと感じたその瞬間に動き出さなければ何もなし得ません。「やろうと思った」ことは経験ではありません。

本当に行きたいところだけ、本当にやりたいことだけ考えればいいのです。ついでや効率を考えると却って時間を無駄にします。例えばイタリアとスペインに行きたい時についでにフランスも行こうかという発想になるかもしれませんが、鉄道で通過するくらいはあってもついでに何日も滞在しては本当の目的を見失ってしまいます。
効率を考えてばかりいるとかえって効率が悪くなります。

やる気をなくしたり予想外にハマれなかったり飽きたりすることを想定しなければなりません。やり始める前はそんなことないと思っていても、未来のことはたとえ自分のことでもわからないのです。

実際に自分で体験しない限りは何もわからないのです。他の誰かにとって楽しいことが自分にとって楽しいことであるとは限らないですし、自分で「楽しそう」と思っても、本当に「楽しい」かどうかは別です。

一般的な旅において苦痛なのは「これがなんの役に立つのか」という虚無感です。特に観光地ばかりに行っていると顕著になるので、静かな土地に足を運ぶことも大切です。

自分の夢や使命感に全くそぐわないことはしない方が懸命です。意義を感じられなくなったときが最も辛いのです。

特に根が真面目な人ほど、「何のために旅に出るのか」という問いに対して納得のいく回答を持っていくことが、旅を進めるにおいて大切です。もちろん、その回答がどこかでほころびてしまう可能性もあるのですが。

色々書いていますが、結局事前の準備には限界があって、実際にやってみて初めて気付くことが多いものです。僕の経験と、あなたの経験で得られるものは全く異なるもので、僕がいくらアドバイスしても、カバーできない部分が確実に存在します。

だから、僕の経験談を読んで「そんなものか」と思わずに、ぜひ自分で経験して、新たな発見をして欲しいと思います。旅をして何が得られるかなんて、事前に予測できるものではないのです。