孤独が及ぼす影響

休学している間は基本的に孤独です。海外にいる間はもちろん、国内にいるとしても友人たちは学業などで休学している人の相手をしている暇はないので、大抵一人でいることになります。

僕は一人っ子であることもあってか、一人でいること自体はそれほど抵抗はありませんでした。そのせいで人ときちんとコミュニケーションが取れずに病んでしまったともいえますが…

孤独は人を成長させる糧となります。特に学生は、普段大学で友人たちと一緒に行動している時間が長いので、孤独になってみると色々と新しい発見があります。今回は、孤独が与える影響を考察してみたいと思います。

自分の新しい可能性の発掘

普段とは違う状態・状況を取り入れてみることで、自分の中にも変化が生じます。若い時分に色々な変化を取り入れて自分の幅を広げていくことは、非常に有益なことだと思います。休学や海外渡航を通して、自分を変えたいと思っている人も少なからずいるでしょう。

海外にいる間は、友人はもちろん日本人も基本的にいません。つまり、自分自身のことを知っている人が周囲にいないのです。

僕はこれは成長のチャンスだと捉えています。そもそも、普段の生活でなかなか自分を変えることができないのは、どうしても周囲の人間や環境による影響が働いてくるからだと思うのです。

例え自分が変化しようとしても、周囲が同時に変化するわけではないので、慣性力のようなもので引き戻されてしまいます。

もちろん、環境を変えずして自分を変えることができる人もいます。しかし、それは非常に強い精神力や自信が必要なことで、誰でもできることではありません。

手っ取り早く自分を変える方法は、自分のことを誰も知らない空間に飛び込むことだと思います。そこで、普段の自分とは違うキャラを試してみることで、自分の幅が広がっていくことになります。

もちろん、これは変わりたいという意識がなければできないことです。変化していくことが必ずしもいいことだとは思いませんが、自分の新しい可能性に気づくという点でも、普段の自分とは違う振る舞いを試してみることは面白い挑戦だと思います。

環境への感謝

特に僕はまだ一人暮らしも経験していなかったので、その日の食事や洗濯など自分のことを全て自分でやるということ自体が初めての経験でした。

また、このような経験ができているのも親のおかげがあってのことだと考えるようになりました。もちろん旅費は自分で稼いでいるのですが、学費や生活面で手厚い保護を受けているということを理解しました。

さらに、友人たちと会えなくなることで、彼らの存在の貴重さもよくわかります。今はSNSで容易に日本にいる友人とも繋がることができてしまいますが、僕は是非そのようなつながりも一旦断ち切り(もちろん事前に友人たちに説明した上で)、より深い孤独を経験することに価値があるのではないかと思います。

内省

大学もレポートもバイトもないので、一日一日がかなり長く感じられるようになります。すっと外に出て観光したりするのは体力的にも難しいと思うので、一人で静かに過ごす時間も必然的に発生します。

そのような時には、自分と向き合う瞬間も訪れると思います。将来のことや長所・短所、思想、価値観、理想など。

あまり内省しすぎて自意識が肥大化しても理想と現実のギャップに苦しんだりしてよくないのですが、適度に自分と向き合うことは、必要なのではないでしょうか。

休学期間中に確実に訪れる孤独をどう利用するかで、休学期間の充実度も変化していくと思います。