最悪の結果とは、挑戦しなかった上に死ぬこと

失敗の話ばかり書いていると、休学して世界一周に挑戦するかどうか悩んでいる人に諦めることを促すような影響を与えてしまうかもしれません。そこで、今回は背中を押すのような話をします。

海外を見て回るとなると経済的な面に心配ももちろんありますが、前提として生命についての危惧が存在します。

外務省で危険だと判断されている地域に限らず、日本ほど平和な国はほとんど存在しないことを考慮すると、海外に行くこと自体が危険なことに思えてきます。確かに、日本にいるよりは死亡する確率は少なからず上昇するでしょう。

しかし、そのような心配で挑戦を諦めてしまうのは勿体無いのです。命が惜しいのはわかります。休学を考えるのは若者なので、まだ長い将来が待っていることを考えると足がすくむかもしれません。

よく、命が失われることを「最悪の事態」と称します。お金と違って命は失ったら取り返しようがないので当然です。

ただ、ここで考慮していただきたいのは、何をした結果、命を失うかです。

挑戦した結果命を失うことは、本人にとって命をかける価値がある挑戦だったのならそれほど不満はないでしょう。

ここで厄介なのは、挑戦しなかった結果命を失う可能性なのです。

挑戦することに生命のリスクがあることは誰でも認識できますが、その反面、挑戦しなくても死ぬ可能性があるということにはなかなか目がいかないものです。いくら日本が安全だと言っても、事故や事件で明日死ぬ可能性は誰にでもあります。ただ、その事実が日常に溶け込みすぎて認識しづらくなっているだけなのです。

つまり、本当の意味で「最悪の事態」というのは挑戦しなかった上に命を落とすことになることではないでしょうか。

  挑戦する 挑戦しない
生存 挑戦した上で生きている
→最高の結果
挑戦せずに生きている
→変化なし
死亡 挑戦した結果命を失う
→受け入れられる
挑戦しなかった上に命を失う
→最悪の結果

このうち、挑戦するかしないかは自分の意志で選択することができますが、生き延びることができるかどうかはコントロールは難しいところですね。

このことを考えると、「最悪の事態」を避けるためにも悩んだら挑戦する方が合理的なような気がしませんか。